今ではすっかり生意気ざかりの思春期の子供たちですが、あかちゃんの頃の事は今でもかわいい思い出です。
その中でも離乳食は、親の私にとっても、そしてあかちゃんにとっても初めての体験ばかりで、これが今後の人生の食生活の基礎になるのだと思うと緊張もしたし、本を何冊も買って勉強したりと、とても思い出深いものです。
それまで、食べていたのは10倍がゆや、薄い薄い野菜スープだったのが、少し進んで初めて果物を食べた時の子供の顔は今でも忘れられません。バナナをつぶして粉ミルクでのばしたものをひとくち、スプーンに乗せて食べた瞬間。目を真ん丸にして驚いたような表情になりました。そしてとたんに、手足をばたばたさせて、もっともっと!!!とせがみ始めたのです。
大人でも甘いものは美味しいなあ、と思いますが、初めて経験する「あまい」という味覚がこんなにおいしいんだ!と私も驚いてしまいました。離乳食が進むにつれ、家族で一緒に食卓を囲んでご飯を食べるようになり、これが今の家族での食事につながっているんだと思うと、反抗期で手を焼いている子供たちのことが少しまたかわいらしく見えるのでした。